バルサルタン 降圧剤論文撤回 学会が再調査要請 ■京都府立医大のチームによる降圧剤「バルサルタン」に関する臨床試験の論文3本が、「重大な問題がある」との指摘を受け撤回された問題で、日本循環器学会が同大学長に対し再調査を求めていた。 ■大学側は、捏造などの不正を否定する調査結果を学会に出していたが、学会は納得せず不信感を抱いている。 ■問題になっているのはM教授(55)が責任著者を務め、09〜12年に日欧の2学会誌に掲載された3論文。 患者約3000人で血圧を下げる効果などが確かめられたとする内容だ。 昨年末、3本中2本を掲載した日本循環器学会が「深刻な誤りが多数ある」として撤回を決めるとともに、学長に事実関係を調査するよう依頼した。 ■しかし大学は調査委員会を作らず、学内の3教授に調査を指示。 「心拍数など計12件にデータの間違いがあったが、論文の結論に影響を及ぼさない」との見解を学会に報告した。 ■学会はこれに対し、永井良三代表理事と下川宏明・編集委員長の連名で書面を学長に郵送した。 (1)調査委員会を設け、詳細で公正な調査をする (2)結論が出るまで、M教授の声明文をホームページから削除する ——ことを要請している。 ■毎日新聞の取材に、学会側は「あまりにもデータ解析のミスが多く、医学論文として成立していないうえ、調査期間も短い。大学の社会的責任が問われる」と説明。 大学は「対応を今後検討したい」とコメントを出した。 出典 毎日新聞 20113.2.21(一部編集)
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私は数十年日本循環器学会に所属しています。 しかし、今回のとうの事例は初めてす。 どちらに正義があるのか。 当事者が正しいのであれば反論すべきです。 そうでなければ大学の名を汚すことになってしまいます。 学長自体も、ちょっとアンチエイジングではそれなりの方ですよね。 |
2013年2月23日土曜日
バルサルタン 降圧剤論文撤回
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