新しいアブレーションシステムも,不整脈診療の最新技術
要約
第60回日本心臓病学会学術集会(2012年9月14~16日,金沢市)のシンポジウム「不整脈診療における新技術」では,植え込み型ループ式心電計(ILR)によ
る診断,マッピングシステムの進歩,新しいアブレーションシステムの開発など,不整脈診療における最新技術が紹介された。
■ILRは失神患者の診断に使用できるようになったが,その位置付けは必ずしも明確ではない。
■ILRは原因不明の失神患者の確定診断に有用であり,心房細動(AF)アブレーションの評価や失神を伴うBrugada心電図患者の診断などにも適用できる可能性がある。
■現在行われている高周波カテーテルアブレーションは熱を用いたシステムであるため,血栓形成のリスクを避けられず,病変深達度にも限界がある。
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1209/1209045.html
出典 Medical Tribune 2012.9.19
版権 メディカル・トリビューン社
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