高血圧研究の進歩で質の高い降圧治療が可能に
■Hypertension Objective treatment based on Measurement by Electrical Devices of Blood Pressure(HOMED-BP)
・・・早朝家庭血圧115/65mmHgで循環器疾患リスク最小
■治療抵抗性高血圧にACE阻害薬,ARBとアルドステロン拮抗薬の併用が有効 。
■ACE阻害薬とARBの降圧効果は限定的 。
■レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系のdual blockadeは,糖尿病性腎症や心不全では効果はあるが,それ以外の症例や血圧値に対する効果は限定的で,併用する場合も高カリウム血症,低血圧,腎機能低下などへの注意が必要である。
■Addition of Spironolactone in Patients with Resistant Arterial Hypertension(ASPIRANT)trial
・・・治療抵抗性高血圧へのスピロノラクトン追加投与が有効。
■治療抵抗性高血圧には積極的な減塩療法を行う必要がある。
出典 Medical Tribune 2012.8.2
版権 メディカル・トリビューン社
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