2012年7月19日木曜日

痛風と高尿酸血症患者の併存症

痛風と高尿酸血症患者はさまざまな併存症の有病率が高い
(要ログイン)
要旨
血清尿酸値の上昇に伴って併存症有病率は高くなり,最も高値の10mg/dL以上の群では86%にステージ2以上のCKD,66%に高血圧,65%に肥 満,33%に心不全,33%に糖尿病,23%にMI,12%に脳卒中が見られた。これらの有病率は血清尿酸値が最も低い4mg/dL未満群と比べ3〜33 倍高かった。 

出典 Medical Tribune  2012.7.12
版権 メディカル・トリビューン社
 

2012年7月18日水曜日

自家骨髄細胞移植と心機能(慢性心不全)

自家骨髄細胞移植で心機能に改善認められず

要旨
移植を行っても心機能のほとんどの指標に改善は見られなかった。

出典 Medical Tribune  2012.7.12
版権 メディカル・トリビューン社

高血圧と脳

高血圧と脳との関係
・高齢化による高血圧・脳血管障害の増加

・認知症の頻度が65歳以上の10%

・日本では高血圧による臓器障害の内、脳血管障害の占める割合が高い
(久山町研究 日老医師 2008)

・高血圧は脳血管障害患者の再発に関与する最も重要な危険因子
(JSH2009)

・降圧治療はあらゆるタイプの脳血管障害の再発を抑制する
(Rashid P  Stroke, 2003)

・降圧療法はVDのリスクを低下するがADのリスクは低下させない
(久山町研究 Hypertension 2011)

・認知機能に対して降圧療法が有効
(SCOPE、PROGRESS)

・中年期の高血圧はAD 発症のリスク
(Honolulu-Asia Aging Study)

・AD発症に対して降圧療法が有効
(Syst-Eur)

・ARBがアDの発症リスクを低減
(LiMC BMJ 2010)

2012年7月17日火曜日

クロピドグレルとPPI(抗血小板剤)

クロピドグレルとPPI「臨床的に重要な相互作用なし」

要約
クロピドグレルとPPIの相互作用は臨床的に重要なものではない。

出典 Medical Tribune  2012.7.13
版権 メディカル・トリビューン社

2012年7月14日土曜日

日本高血圧学会が反論(高血圧治療ガイドライン)

最近の雑誌,新聞記事に日本高血圧学会が反論
「科学的な研究成果を全く無視したもの」
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1207/1207037.html
(要ログイン)
要旨
日本高血圧学会は,2012年7月12日の公式サイトで,同学会作成の高血圧治療ガイドラインは「世界的な高血圧治療の指針に従っているだけで,根拠が全くない」などとした最近の雑誌,新聞記事に対し,「高血圧に関する科学的な研究成果を全く無視したものである」と反論した。

出典 Medical Tribune  2012.7.13
版権 メディカル・トリビューン社

慢性腎臓病患者へのビタミンD療法

慢性腎臓病患者へのビタミンD療法
左室肥大の改善見られず
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2012/M45280081/

要約
■左室肥大(LVH)を伴う慢性腎臓病(CKD)患者にビタミンD製剤のparicalcitolを48週間投与しても,プラセボと比べて有意な心臓の構造,心機能,および左室心筋重量(LV mass)の改善は見られなかった。

2012年7月13日金曜日

HDL上昇薬の開発難航で徐放性ナイアシンに注目

HDL上昇薬の開発難航で徐放性ナイアシンに注目
(ログインが必要です)
■HDL−C 60mg/dL以上で日本人の心筋梗塞の発症を60 ~ 70%予防できる。

■CETP阻害薬の第1弾として開発されたtorcetrapibは、12カ月間投与した結果、HDL-C値が72.1%も上昇した。
しかし、心血管イベントの発生率や総死亡率が有意に増加し、開発は中止となった。

■外における第3相試験の段階にあったdalcetrapibも、今年5月に海外での開発中止が発表され、国内における開発も中止される見込み。 

■2年ほど前から、フラッシングの起こりにくい徐放性ナイアシンの開発が進められている。

■AIM-HIGH試験
スタチンによりLDL-C値が70mg/dL未満にコントロールされている心血管疾患患者に、徐放性ナイアシンを上乗せする有用性を検討
↓
主要評価項目である心血管イベントの抑制効果は示されなかった。

■HPS2-THRIVE試験
実施中(2013年に終了予定)

■HDL注入療法

出典  NM online 2012.7.2
版権 日経BP社
(有用な図あり)

<自遊時間>
医者はなぜお互いを「先生」と呼ぶのか?
<私的コメント>
私も医学生の頃にポリクリで「先生」と呼ばれたことがあります。
しかし「学生さん」 と呼ばれる方が違和感がありました。
国会議員がお互いに先生と呼ぶのは滑稽ですが、医師は「先生」と呼ぶ価値のある職業ではないでしょうか。
少なくとも「 『先生』と呼ぶ合うことが不自然に感じない医師にお互いになろう」よいう願望も込められているのではないのでしょうか。

私はむしろ白衣に対して違和感を感じています。
何の疑問もなく着ている白衣ですが、開業医の場合の多くは白衣を着用する必要はないような気がします。
精神科(メンタルクリニック) 、皮膚科や小児科などでは全く不要ともいえます。

私もごく最近そのことにやっと気づきワイシャツ、ネクタイにネームタッグとし白衣は止めました。

胃カメラや注腸検査の時や小処置などの際にだけ白衣を着用します。

少し脱線しますが「梅ちゃん先生」 の番組で白衣を着ながらの大学病院の食事シーン。
あれは絶対嫌です。

上記ブログを書かれた先生は、病院での食事は白衣を脱いでみえるのでしょうか。